モンテヴェルディ:倫理的・宗教的な森
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★指揮者パブロ・エラス=カサドによるモンテヴェルディ。アンサンブルは、トーマス・ヘンゲルブロックが創立した、バロック期の建築家バルタザール・ノイマン(1687-1753)の名を冠したバルタザール=ノイマン合唱団&アンサンブル。モンテヴェルディの「倫理的、宗教的な森」から、選りすぐりの楽曲を収録していくプロジェクトです! ★モンテヴェルディは、1582年から1619年にかけて、10を下回らない数の楽譜(マドリガーレ、カンツォネッタ、『音楽の諧謔』、さらに「聖母マリアの夕べの祈り」など)を出版しました。しかし、1619年以降は、聖マルコ大聖堂やイタリアの宮廷のために膨大な数の作品を作曲していましたが、マドリガーレ集第8巻が出版される1638年まで、出版された楽譜はありません(膨大な数の作品が失われたと考えられています)。そして『倫理的、宗教的な森』が出版されたのは1640年のことでした。モンテヴェルディのパトロンであったヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガ(1562-1612)の娘、エレオノーラ・ゴンザーガにささげられています。当時、作曲家が楽譜を出版するためには、10ほどのパート譜(9部は声楽と器楽奏者のため、1部は通奏低音のため)、さらに多様なスタイルの作品(40ほど)が収録されており、さらにその作品のいくつかはかなり大規模なものであることが要求されました。モンテヴェルディは、この『倫理的、宗教的な森』に、彼の芸術の様々な側面を盛り込みました。古いスタイルのもの、新しいスタイルのもの、声楽から器楽曲、さらに複合唱のための作品までをも盛り込みました。独唱または重唱+通奏低音のモテットも多く含まれ、これらは後のオペラの素地となっています。また、一年を通しての礼拝の行事をまかなえるだけの宗教音楽も含まれています。第1部は5つのマドリガーレ、第2部はミサ、第3部は晩祷のための音楽、そして第4部には「アリアンナの嘆き」を宗教曲にパロディした「マドンナの嘆き」をはじめとする4つのソロのモテット、という大きな4つの部分で構成される曲集から、エラス=カサドがとびきりの楽曲を選り抜いて構成したプログラム、注目です。 【曲目・内容】 モンテヴェルディ(1567-1643):倫理的・宗教的な森 ・主は言われた II(Dixit Dominus II ) ・わたしは神を賛美する II(Confitebor II ) ・この神の聖なる信者よ(Iste confessor I ) ・おお汝目の見えぬものよ(O ciechi, ciechi) ・すべての町よ喜び騒げ(Jubilet tota civitas) ・サルヴェ・レジーナ(Salve Regina) ・主よ賛美せよ I(Laudate pueri Dominum I ) ・主を賛美せよ III(Laudate Dominum terzo) ・彼らが大きな声で叫ぶ前に(Ut queant laxis) ・十字架にかけられ(Crucifixus) ・そして復活し(Et resurrexit) ・彼は再び来るだろう(Et iterum) ・おお汝聞く者よ(Voi ch’ascoltate) ・サルヴェ・レジーナ(Salve Regina) ・マニフィカト I 【アーティスト(演奏・出演)】 パブロ・エラス=カサド(指揮) バルタザール=ノイマン合唱団&アンサンブル 【レコーディング】 録音:2017年5月9,11,13日、ムルシア(スペイン)
★指揮者パブロ・エラス=カサドによるモンテヴェルディ。アンサンブルは、トーマス・ヘンゲルブロックが創立した、バロック期の建築家バルタザール・ノイマン(1687-1753)の名を冠したバルタザール=ノイマン合唱団&アンサンブル。モンテヴェルディの「倫理的、宗教的な森」から、選りすぐりの楽曲を収録していくプロジェクトです! ★モンテヴェルディは、1582年から1619年にかけて、10を下回らない数の楽譜(マドリガーレ、カンツォネッタ、『音楽の諧謔』、さらに「聖母マリアの夕べの祈り」など)を出版しました。しかし、1619年以降は、聖マルコ大聖堂やイタリアの宮廷のために膨大な数の作品を作曲していましたが、マドリガーレ集第8巻が出版される1638年まで、出版された楽譜はありません(膨大な数の作品が失われたと考えられています)。そして『倫理的、宗教的な森』が出版されたのは1640年のことでした。モンテヴェルディのパトロンであったヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガ(1562-1612)の娘、エレオノーラ・ゴンザーガにささげられています。当時、作曲家が楽譜を出版するためには、10ほどのパート譜(9部は声楽と器楽奏者のため、1部は通奏低音のため)、さらに多様なスタイルの作品(40ほど)が収録されており、さらにその作品のいくつかはかなり大規模なものであることが要求されました。モンテヴェルディは、この『倫理的、宗教的な森』に、彼の芸術の様々な側面を盛り込みました。古いスタイルのもの、新しいスタイルのもの、声楽から器楽曲、さらに複合唱のための作品までをも盛り込みました。独唱または重唱+通奏低音のモテットも多く含まれ、これらは後のオペラの素地となっています。また、一年を通しての礼拝の行事をまかなえるだけの宗教音楽も含まれています。第1部は5つのマドリガーレ、第2部はミサ、第3部は晩祷のための音楽、そして第4部には「アリアンナの嘆き」を宗教曲にパロディした「マドンナの嘆き」をはじめとする4つのソロのモテット、という大きな4つの部分で構成される曲集から、エラス=カサドがとびきりの楽曲を選り抜いて構成したプログラム、注目です。 【曲目・内容】 モンテヴェルディ(1567-1643):倫理的・宗教的な森 ・主は言われた II(Dixit Dominus II ) ・わたしは神を賛美する II(Confitebor II ) ・この神の聖なる信者よ(Iste confessor I ) ・おお汝目の見えぬものよ(O ciechi, ciechi) ・すべての町よ喜び騒げ(Jubilet tota civitas) ・サルヴェ・レジーナ(Salve Regina) ・主よ賛美せよ I(Laudate pueri Dominum I ) ・主を賛美せよ III(Laudate Dominum terzo) ・彼らが大きな声で叫ぶ前に(Ut queant laxis) ・十字架にかけられ(Crucifixus) ・そして復活し(Et resurrexit) ・彼は再び来るだろう(Et iterum) ・おお汝聞く者よ(Voi ch’ascoltate) ・サルヴェ・レジーナ(Salve Regina) ・マニフィカト I 【アーティスト(演奏・出演)】 パブロ・エラス=カサド(指揮) バルタザール=ノイマン合唱団&アンサンブル 【レコーディング】 録音:2017年5月9,11,13日、ムルシア(スペイン)
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